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ECHONET Liteとはスマートハウス向けのオープンな国際標準通信規格です
ECHONET Liteはエコーネットコンソーシアムによって作成され、ISO規格及びIEC規格として国際標準化された規格です。2011年12月に一般公開されました。日本の経済産業省により、HEMSの標準プロトコルとして認定されました。規格書はこちらからダウンロードできます。
コンソーシアム参加企業は主に日本企業で193社、スマートメータ規格としても採用され、日本でのスタンダードに
コンソーシアム参加企業には下記の企業が含まれます。詳しくはこちらのサイトに一覧があります。
東京電力、東芝、シャープ、NTT、日立、パナソニック、三菱電機、アドソル日新、アイホン、アンリツ、アズビル、大阪ガス、オムロン、沖電気、関西電力、京セラ、四国電力、住友電気、ダイキン、ダイワハウス、中国電力、中部電力、デンソー、東京が図、TOTO、トヨタ自動車、NEC、富士通、本田技研、LIXIL、リンナイ
ECHONET Lite対応製品は266種類(2014年12月時点)
エコーネットコンソーシアムのサイトに対応機器一覧があります。例えば下記の機器があります。
住友精密工業製EcoWizard遠隔監視システム
電力/温度/湿度/流量パルス等を取り込む無線センサ端末です。
●機器ごとに電力量計をつけてエネルギー消費を監視/記録できます。
●パルスを出すガス/水道/電力メータ等 の計器を接続することもできます。
●一般に、EcoWizardを駆使した削減努力でピーク25%ないし全体で10~15%の省エネ例が見られます。
●連動して空調のHA端子や照明用リモコンリレーを自動On/Offするオプションがあります。
●エコネット ライト(ECHONET Lite)機器と通信でき、HEMS BEMS MEMSにご利用いただけます。
●クラウド等あらゆる上位システムと連携しスマートシティ・ビッグデータのサブシステムとして対応可能です。
(http://www.xbow.jp/01products/ecowizard.html より)
日新システムズ製EW-ENET Lite
ECHONET Lite対応のミドルウェアです。C言語版とJava版があります。ガス漏れセンサ、タバコ煙センサ、フロアヒータ、電気こたつ、時計、燃料電池、ホームサウナ、電気蚊取り器、血糖値系など様々な機器を想定して作られています。
((http://www.co-nss.co.jp/products/middleware/enetlite.html より)
シャープ製エアコン E-SXシリーズ
(http://www.sharp.co.jp/aircon/products/esx.html より)
東芝製冷凍冷蔵庫GR-G56FXV
(http://www.toshiba.co.jp/living/refrigerators/gr_g56fxv/ より)
試してみるにはOpenECHOが使えそうです
OpenECHOはKadecotプロジェクトにより作成されたオープンソースライブラリです。githubにて公開されています。こちらのサイトに説明が載っています。MoekadenRoomという部屋のエミュレータも公開されています。