Raspberry Pi OS(wheezy)初期設定

eyecatch_raspberry_cut

この投稿では、まっさらなSDカードにDebianをカスタマイズしたOSであるwheezyをインストールして、その初期設定を行う方法について書きます。

今回は、ホストマシンとしてUbuntu 12.04 64bit版での作業を行いました。以下、ホストマシンでの作業はhostpc$、Raspberry Piでの作業はRP$ と記述します。

まずは、下記公式ホームページからOSイメージをzipでダウンロードします。
http://www.raspberrypi.org/downloads

続いて、適当な大きさのSDカードを用意して、SDカードリーダなどを介してホストマシンで読み込みます。今回は4GBのSDカードを用意しました。

まずは、SDカードのパスを確認します。ここでは/dev/sdb1となっており、/media/3935-6164に自動マウントされているのでアンマウントします。

[bash]
hostpc$ df -h
hostpc$ sudo umount /media/3935-6164
[/bash]

続いて、ダウンロードしたzipファイル(2012-12-16-wheezy-raspbian.zip)をunzipして、 SDカードにddコマンドでで直接コピーします。注意点としては、パーティションの上からコピーするため、 /dev/sdb1でなく/dev/sdbを指定します。

[bash]
hostpc$ sudo dd if=2012-12-16-wheezy-raspbian.img of=/dev/sdb bs=256M
[/bash]

ここで、bsはブロックサイズを意味します。コピーが終わったら、SDカードを抜いて、本体にさします。 そして、HDMIケーブルを介してモニタに接続し、USBキーボード(Xを利用するならマウスも)をさしてからmicroUSB電源アダプタをコンセントにさしこみ電源をONにします。

Raspberry Piは電源ボタン等はなく、直接アダプタの抜き差しで電源ON/OFFします。ONはいいとしてもOFFもそれで良いのか、ということについては やや不安がなくもないですが、公式ページのFAQに電源OFFで大丈夫とあるので、それを信じます。

そのまま、やや待つと、起動時のコンソール画面が表示され、やがて初期設定画面が出てくるので、各種設定を行います。

  • expand_rootfs容量一杯を使うようにresizeします。
  • overscandisableにします。
  • keyboardEnglish(US)、Generic 101-key、ctrol+alt+backspace は有効にします。キーボード配列は勿論日本語で大丈夫です。ただの趣味です。
  • pass初期設定のものから変更します。
  • timezoneAsia/Tokyoに変更します。
  • overclock700MHz->1000MHzにもできるようですが、多少不安定になるという報告もあるので、今回は昇圧なしで動作する800MHzにして運用することにします。
  • sshenableにします。
  • boot_behaviorXを自動的にあげるかどうかです。お好みで。サーバとして利用する場合には、無駄にリソースを食わないように自動で起動は しないようにしておきます。勿論、自動起動しない場合でもstartxとコンソールから打ち込むことで手動でXを 立ち上げることはできます。
  • updateエンターを押すとアップデートプロセスが始まります。2013年1月末時点では、後々エラーの原因になったので、押さないように気をつけます。

これで、ひと通り設定したので、Finishして再起動します。ちなみに、ここで行った設定は、後から変更することもでき、その場合は、下記のコマンドを用います。

[bash]
RP$ sudo raspi-config
[/bash]

再起動後、ログインして、swapの設定もします。
ログインするには、ユーザpi、パスワードはraspberry(上記で変更していれば、そちらを用いる)とします。

[bash]
RP$ sudo dd if=/dev/zero of=/var/swapfile bs=1M count=256
RP$ sudo mkswap /var/swapfile
RP$ sudo swapon /var/swapfile
RP$ sudo reboot
[/bash]

次に、スワップファイルが起動時にマウントされるように設定します。

[bash]
RP$ sudo vi /etc/fstab
[/bash]

以下の行を追加します。

[bash]
/var/swapfile none swap sw 0 0
[/bash]

また、dhcpでなく、固定IPを振るなどネットワークを設定する場合には、
/etc/network/interfaces や /etc/resolve.confを修正しておきます。
これで、再起動して、設定を完了します。

起動後、Xを利用する場合には、Xの各種設定を行います。

まず、好みの問題ですが、

[bash]
RP$ sudo vi /etc/default/keyboard
XKBOPTIONS=”terminate:ctrl_alt_bksp, ctrl:swapcaps”
[/bash]

と修正することでctrlキーとcapsキーを入れ替えることができます。

次に日本語を設定します。

[bash]
RP$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname
RP$ sudo raspi-config
[/bash]

で設定メニューを出し、「change_locale」で

ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8

を追加し、デフォルトをUTF-8にします。
更に、anthy, emacsを入れます。

[bash]
RP$ sudo apt-get install ibus-anthy
RP$ sudo apt-get install emacs
[/bash]

基本的にはDebianなので、必要なソフトウェアはほとんどすべてapt-getでインストールすることができます。

以上で最初の基本的な設定は全て終了しました。

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