Intel EdisonによるBluetoothスピーカ化は今回が最終回です。
前回までにスマホからEdisonにBluetoothで接続できるようになりました。
今回はそのBluetooth接続の出力先をUSBオーディオアダプタに割り当て、実際にスピーカから音を流します。
まずシリアルコンソールから「pactl info」と入力します。
「Default Sink」がpluse audio serverのオーディ出力先のようです。これをUSBオーディオアダプタに変更します。「pactl info」と入力し、「Sink #1」にある「Name:」の後ろにある名前をコピーします。今回は「alsa_output.usb-C-Media_Electronics_Inc._USB_PnP_Sound_Device-00-Device.analog-stereo」でした。
この名前をデフォルトとしてと登録します。
「pactl set-default-sink alsa_output.usb-C-Media_Electronics_Inc._USB_PnP_Sound_Device-00-Device.analog-stereo」と入力します。
正しく登録できてきるか確認します。「pactl info」と入力します。
「Default Sink」が指定した名前に変わっています。
以上で設定は終了です。
bluetoothを有効にするために「rfkill unblock bluetooth」を入力します。スマホとはペアリング済みですので、bluetoothの設定は以上です。スマホから接続してミュージックプレーヤを再生してみます。うまく再生できると、USBオーディオアダプタのLEDが赤点滅します。
また、「hciconfig」コマンドでEdisonが受信しているサイズを知ることが出来ます。このコマンドを何回か実行すると「RX bytes」の値が増えていきます。
以上で、Intel EdisonのBluetoothスピーカ化は終了です。必要なソフトは全てEdionに入っていたため、各種設定をすることで簡単に実現することが出来ました。
