Building 8

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Building 8

Building 8はFacebookのハードウェア関連の研究開発部門です。2016年の4月にグループ新設のニュースがありました。
同チームを率いるのはRegina Dugan氏です。Regina Dugan氏は2009年から2012年まで米国国防高等研究計画局DARPAの局長を務め、その後GoogleのATAP(Advanced Technology and Projects)を統括していた人です。ATAPは、「Project Ara」や「Project Tango」の研究開発を行っていたグループです。

このBuilding 8はハードウェアの研究開発を行うわけですが、それはFacebookのミッションである「世界中の人々をつなぐ」ことの実現に役立つハードウェアであり、FacebookはこのBuilding 8の数年間で数億ドルの資金と、数百人規模の研究開発体制を構築するとの報道もありました。なお、Facebookのはミッションとして「making the world more open and connected(世界をよりオープンにし、つなげる)」を2017年6月からは「give people the power to build community and bring the world closer together(人々にコミュニティ構築の力を提供し、世界のつながりを密にする)」と、つなげるだけでなく、そののつながりをより強めると変更しています。

サイレントタイピング

脳によるタイピングとは、頭脳に電極等の埋め込みをしないで、脳を毎秒100回スキャンして光学画像を生成し、人が声に出さずに思考している内容を読み取ってテキスト化するサイレントスピーチインターフェースの開発です。具体的には、スマートフォンを使って頭脳から直接に毎分100語のテキスト入力ができるようにすることを目標にしているようです。これが実現すれば、コントローラなしでVRを操作することも可能になります。

皮膚で聞く

2017年4月に行われた年次開発者会議「F8」では、皮膚から聞くシステムとして、腕に入力システムを巻いた被験者にスマートフォンからの投げる、落とす、取るなどの簡単な指示から、「黒い円柱を投げる」という少々複雑なフレーズが伝えられてる被験者がそれを理解するデモが紹介されたようです。
内耳にある蝸牛(かぎゅう)は音を感じる器官で、音を周波数分解して信号を脳に伝達得る役割を担っています。その機能を皮膚を通して実現しようというものです。この技術が実現すれば、耳の不自由な人が耳を使わずに聞くことができるようになるほか、言語の違いを超えて脳で直接やり取りができるようになるとのことです。

モジュール式電子デバイス

2017年7月に「モジュール式電子デバイス」の特許出願書が公開されました。スピーカーやマイク、タッチディスプレイ、GPSなどを自由に着脱できる仕組みになっているそうです。かつてGoogleが研究していたモジュール式スマートフォン「Project Ara」のようなもののようですが、スマートフォンなのかスマートスピーカーのようなものかは分かりません。

building8_001_R(United States Patent and Trademark Office http://pdfaiw.uspto.gov/.aiw?PageNum=0&docid=20170208700&IDKey=B9F3E5F9FEF5&HomeUrl=http%3A%2F%2Fappft.uspto.gov%2Fnetacgi%2Fnph-Parser%3FSect1%3DPTO1%2526Sect2%3DHITOFF%2526d%3DPG01%2526p%3D1%2526u%3D%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsrchnum.html%2526r%3D1%2526f%3DG%2526l%3D50%2526s1%3D20170208700.PGNR.%2526OS%3D%2526RS%3D より)

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