ビッグデータ:ビッグデータ活用事例(NTTデータの吉林市での「渋滞予測・信号制御シミュレーションの実証実験」)

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株式会社NTTデータは、2014年11月10日から12月12日までの約1カ月間、中国・吉林市で渋滞予測・信号制御シミュレーションの実証実験を行いました。

この実験は、バスに搭載された車載端末を通じて収集したプロープ情報(各車両の位置や速度等の情報)と道路・交通量調査等の統計情報を組み合わせて渋滞予測・信号制御シミュレーションを行い、シミュレーション上の事前評価で最適化した信号設定を市内中心部の交差点の信号機に反映して交通を制御し、渋滞緩和およびバス運行時間の改善効果を調べようというものです。

信号制御を決める信号パラメーター(信号パラメーターの種類には、青→黄→赤→青の一連の長さを決めるサイクル長、交差点での青時間の配分を決めるスプリット、信号間の青時間の開始時間のずれを決めるオフセットがあります。)の最適なものを選び出すために、NTTデータが、2011年からビッグデータを活用した並列分散処理技術に基づく大規模交通シミュレーションの技術開発が活用されました。

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(株式会社NTTデータhttp://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/012303.html より)

実証実験結果、次の成果がえられました。

1).バス運行時間の改善

バス運行時間の改善度合を検証した結果、実験における信号パラメーターの変更により、交差点間の連動や青信号が点灯している時間の長さを改善したエリアにおいて、バスの運行時間が平均で7%、最大で27%改善しました。

2)交差点周辺の渋滞改善

交差点ごとの渋滞状況を分析した結果、実験において信号間の連動を考慮して信号を制御した交差点で、平均速度が1~2km/h程度改善しており、交通が実験前よりもスムーズに流れていることが分かりました。

実験で行った信号制御の設定等は実験後も吉林市で利用されています。

(株式会社NTTデータhttp://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/012303.html より)

 

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