過去の記事で気になっていた中国版BeagleBone Blackについて調べて見ました。
過去の記事ではベンダー2社あると書きました。よく調べてみると次のようになっています。
番号 | ベンダ名 | 製品名 | 所在地 |
1 | element14 | element14 BeagleBone Black | ?? |
2 | Embest Technology Co., Ltd | element14 BeagleBone Black | Shenzhen |
3 | Waveshare Electronics | BB Black | Shenzhen |
番号1と2はベンダが異なりますが、製品名は同一です。両社のHPを調べてみると、element14というのは英国の会社であるPremier Farnell が提供するサービスの名前のようです。
また、Embest社のHPを見るとこの会社はPremier Farnell Group (called element14 in APAC)です。つまり両社はPremier Farnell 関連ということになります。
一方、Waveshare Electronicsはというと所在地は2番のEmbestと同じシンセン(中国)です。製品は一見すると別物のようですが、製品紹介ページにあるこの写真を見ると、「Embest」という文字が基板に印刷されています。その下には「element14」という文字が読み取れます。どうやらこの3つの製品は出処は同じようです。
そうなると製造会社はEmbestかWaveShareのどちらかとなります。両社のHPを見る限りではEmbest社が製造会社、Waveshare社はセールス会社と見受けられます。つまり、中国版BeagleBone BlackというのはEmbest社製ということになります(あくまでも推測です)。
このEmbest社から提供されているBeagleBone Blackは現在Revision Cになっています。
スペックは以下の通りです。
Features
- Processor: TI Sitara AM3358AZCZ100, 1GHz, 2000 MIPS
- 4GB 8-bit eMMC on-board flash storage (rev. C)
- SDRAM: 512MB DDR3L 800MHZ
- 3D graphics accelerator
- NEON floating-point accelerator
- 2x PRU 32-bit microcontrollers
- USB host, Ethernet, HDMI
- SD/MMC Connector for microSD
- 2x 46 pin headers
- Software: Debian, Angstrom, Ubuntu, Android
以前の記事と比較すると、eMMCのサイズが2GBから4GBに変更になっています。CPUもAM3359からAM3358に変わっていますが、スペック的にはほとんど変わりがありません。オリジナルのスペックを見てみると、Revision CではeMMCは4GB、CPUはAM3358になっています。つまり、中国版もオリジナル版のRevision upに合わせたと考えられます。
Revision Cでようやく製品版になったとwikiにあります。その前にはいつかのRevisionが存在しているため、何度も改版されて来たことが分かります。
この中国製BeagleBone Blackはここに書いてありますが
*element14 BeagleBone Black is a BeagleBoard Compliant design available from element14.
オリジナルの互換品です。互換品ですので、オリジナル用のソフトも当然動作します。用意されているソフトはwikiによれば
- 10.1 Debian Beta Image
- 10.2 Angstrom
- 10.3 Android
- 10.4 Nintendo
- 10.5 Gentoo
- 10.6 ArchLinux
- 10.7 LinuxCNC
- 10.8 Minix
- 10.9 XNU
- 10.10 Asterisk
- 10.11 TI EZSDK
- 10.12 Beaglenmt
と非常に豊富です。
過去の記事で気になっていた中国版BeagleBone Blackについて調べて見ました。
過去の記事ではベンダー2社あると書きました。よく調べてみると次のようになっています。
番号 | ベンダ名 | 製品名 | 所在地 |
1 | element14 | element14 BeagleBone Black | ?? |
2 | Embest Technology Co., Ltd | element14 BeagleBone Black | Shenzhen |
3 | Waveshare Electronics | BB Black | Shenzhen |
番号1と2はベンダが異なりますが、製品名は同一です。両社のHPを調べてみると、element14というのは英国の会社であるPremier Farnell が提供するサービスの名前のようです。
また、Embest社のHPを見るとこの会社はPremier Farnell Group (called element14 in APAC)です。つまり両社はPremier Farnell 関連ということになります。
一方、Waveshare Electronicsはというと所在地は2番のEmbestと同じシンセン(中国)です。製品は一見すると別物のようですが、製品紹介ページにあるこの写真を見ると、「Embest」という文字が基板に印刷されています。その下には「element14」という文字が読み取れます。どうやらこの3つの製品は出処は同じようです。
そうなると製造会社はEmbestかWaveShareのどちらかとなります。両社のHPを見る限りではEmbest社が製造会社、Waveshare社はセールス会社と見受けられます。つまり、中国版BeagleBone BlackというのはEmbest社製ということになります(あくまでも推測です)。
このEmbest社から提供されているBeagleBone Blackは現在Revision Cになっています。
スペックは以下の通りです。
Features
- Processor: TI Sitara AM3358AZCZ100, 1GHz, 2000 MIPS
- 4GB 8-bit eMMC on-board flash storage (rev. C)
- SDRAM: 512MB DDR3L 800MHZ
- 3D graphics accelerator
- NEON floating-point accelerator
- 2x PRU 32-bit microcontrollers
- USB host, Ethernet, HDMI
- SD/MMC Connector for microSD
- 2x 46 pin headers
- Software: Debian, Angstrom, Ubuntu, Android
以前の記事と比較すると、eMMCのサイズが2GBから4GBに変更になっています。CPUもAM3359からAM3358に変わっていますが、スペック的にはほとんど変わりがありません。オリジナルのスペックを見てみると、Revision CではeMMCは4GB、CPUはAM3358になっています。つまり、中国版もオリジナル版のRevision upに合わせたと考えられます。
Revision Cでようやく製品版になったとwikiにあります。その前にはいつかのRevisionが存在しているため、何度も改版されて来たことが分かります。
この中国製BeagleBone Blackはここに書いてありますが
*element14 BeagleBone Black is a BeagleBoard Compliant design available from element14.
オリジナルの互換品です。互換品ですので、オリジナル用のソフトも当然動作します。用意されているソフトはwikiによれば
- 10.1 Debian Beta Image
- 10.2 Angstrom
- 10.3 Android
- 10.4 Nintendo
- 10.5 Gentoo
- 10.6 ArchLinux
- 10.7 LinuxCNC
- 10.8 Minix
- 10.9 XNU
- 10.10 Asterisk
- 10.11 TI EZSDK
- 10.12 Beaglenmt
と非常に豊富です。