赤ちゃんとIoT

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赤ちゃんとIoT

女性にとって育児と仕事を両立させることは、フィンランドのようなイクメン大国ならともかく、日本においては容易なことではありません。国は、女性の活躍推進を成長戦略の中核と位置付けていますが、掛け声とは裏腹に、育児のために仕事から離れる女性が多いのが現実です。優秀な人材を生かしきれないというのは、日本の国にとっても大きな損失です。

そうした中、テクノロジーによって育児の手助けをしてくれる赤ちゃん用のIoT製品が最近増えてきたようです。育児と仕事の両立の根本的な解決と役立つというものではないかもしれませんが、育児で悩む若いお母さんやお父さんにとってありがたい助っ人になるかもしれません。
今回はそんな赤ちゃん用のIoT製品を紹介します。

Raybaby

Raybabyは、赤ちゃんをそば(赤ちゃんから最大約2.5m離れた場所)から見守り、レーダーで赤ちゃんの動きを捉えて、呼吸、睡眠(寝返り、目覚めなど)、健康の状態をスマホに知らせてくれます。赤ちゃんに異変があればアラートがなります。
赤ちゃんのデータは専用アプリに蓄積され、出先からでも簡単に確認でき、カメラが搭載されているので、赤ちゃんの様子を見ることもできます。
Raybabyは0~3歳程度の乳幼児を対象としているため、同じ部屋に大人やペットがいても見分けることができます。非常用バッテリーも備えているので、停電でも3時間以上はモニターできるとのことです。
2017年3月17日まで、Kickstarterで受け付けています。

sleepmonitor_001_Rhttp://www.rayiot.org/ より)

Cocoon Cam

Cocoon Camは、赤ちゃん用モニターカメラですが、映像だけでなく、その映像をクラウド上で解析することで、赤ちゃんの呼吸や心拍数、体温が分かるこというものです。全くセンサーはありません。検出した赤ちゃんの様子(発熱、寝返りなど)は親のスマートフォンに通知されます。

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https://cocooncam.com/ より)

Starling

Starlingは、子どもの衣服などに取り付けておくと、子どもに話しかけられたり、子どもが発したりする言葉の数をカウントしてくれる星形をしたウェアラブルデバイスです。本体にはLEDがついており、カウントするたびに光ります。また、Bluetoothでスマートフォンと連携し、赤ちゃんに話しかけた単語の数の推移をアプリ上で確認できます。
カウントできる言語として日本語にも対応しています。

starling_001_Rhttps://www.versame.com/hello/ より)

Owlet

Owletは赤ちゃんの足首につけて使用する靴下のようなデバイスで、心拍数や酸素濃度を計測し、スマホのアプリでモニターするというものです。心拍数や酸素濃度が基準以下だとアプリに警告が通知されます。
生後12カ月までの赤ちゃんを対象にしています。センサーと靴下は分離できるので、洗濯も可能です。

owlet2017_001_Rhttp://www.owletcare.com/ より)

Listnr

Listnr (リスナー)はCerevoが開発したクラウド型スマートマイクで、パナソニックの技術提供を受けて開発した音声認識システムxauris(ゾウリス)を使い、乳児の声から「泣く」「笑う」「叫ぶ」「喃語」など4つの感情を判別して、スマートフォンに通知するというものです。アプリの画面上では解析された感情が色分けで示されます。一日のうち、何%泣いていた、笑っていたというデータが把握できます。Listnr本体でも、感情データをLEDの色と発光パターンで知らせてくれます。さらに開発者のために、、インターネットに繋がるマイクという特徴を活かしたアプリ開発ができるよう開発者モードが用意されています。なお、Listnrで感情を認識できる対象年齢は2歳までとなっています。

listnr_001_R(CEREVO  https://listnr.cerevo.com/ja/ より)

SNOO Smart Sleeper

赤ちゃんが泣くと自動でそのことを検知し、赤ちゃんの眠りを誘うようにベッドが揺れて、赤ちゃんをあやしてくれる「スマートゆりかご」です。アメリカのHappiest Babyが開発しました。
眠りに誘う時には雨の音、赤ちゃんが泣き止まないときは、子宮内で生まれる前に聞いていた音を流したり、揺らし方も数種類から選べるようになっています。
SNOO Smart Sleeperの対象年齢は0歳6カ月まで、価格は1,160ドルとなっています。

snoo_001_Rhttps://www.happiestbaby.com/pages/snoo より)

Pacif-i

Pacif-iはBlue Maestroが開発したおしゃぶりの体温計です。シリコン製のおしゃぶりの中に体温計とBluetooth通信機が埋め込まれており、スマートフォンのアプリ(Android、iOSに対応)と連動して赤ちゃんの体温を把握します。その他に「投薬を記録する」「Pacif-iがどこにあるか通知する」という機能も備わっています。

pacif_001_Rhttps://www.pacif-i.io/ より)

Quiet Night

静かな夜と名付けられた「Quiet Night」は、赤ちゃんの夜泣きを減らすのに効果を発揮してくれるデバイスです。スマートフォンやタブレットと連携して赤ちゃんが聴きたい音楽を流してくれるという
ハンドルを赤ちゃんが引っ張ると、安心感や楽しさを感じる音楽が流れます。本体のライブラリには125曲以上が納められており、赤ちゃんの成長に合わせて曲のジャンルが変わっていくそうです。また、専用アプリで音楽を追加することも出来ます。生後4か月以上の赤ちゃんの使用が推奨されています。

quiet_001_Rhttps://www.indiegogo.com/projects/quiet-night-the-ultimate-crib-mobile#/ より)

 

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