グリーンスローモビリティ

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グリーンスローモビリティ

国土交通省では、低炭素社会の実現に向けて、まち・住まい・交通の一体的な創蓄省エネルギーの実現・低炭素社会の実現を目指してモデル構築の策定を支援する事業を行っていますが、その一環としてグリーンスローモビリティに係る実証調査を今年度予定しています。

グリーンスローモビリティとは、国土交通省の定義によれば「電動で、時速20km未満で公道を走る、4人乗り以上のモビリティ」とあります。特徴としては、Green、Slow、Small、Safety 、Openの5つを挙げています。CO2排出量が少ない電気自動車で、家庭でも充電可能であること、時速20km未満である速度制限があって高齢者も運転可能であること、小型で狭い道でも通行可能であること、窓がないことなどを指しています。

想定される活用場面としては、高齢化や過疎の進む地域、バスのない地域での住民の足として、観光客向けのモビリティとして、イベントでの活用、ラストワンマイルとしてなどの活用が考えられるようです。国土交通省の資料ではさらに「地域ブランディング (地域の顔)」も挙げています。

(国土交通省www.mlit.go.jp/common/001236680.pdf より)

様々な呼び名

グリーンスローモビリティとよく似た呼び名がたくさんあります。

〇 スローモビリティ

グリーンスローモビリティによく似た言葉に「スローモビリティ」という言葉があります。移動手段としてのスローモビリティは自転車、電動自転車、電動トライク(三輪バイク)、電動車椅子、超小型電気自動車、セグウェイなどです。移動形態としてのスローモビリティは移動手段等にかかわらず低速の移動を指します。

〇 マイクロモビリティ・ライトモビリティ・タウンモビリティ

マイクロモビリティはスローモビリティの中の電動でかつ小さなものを指しているようです。

さらにはライトモビリティという言葉があります。小型で低速、動力が電気で環境負荷の少なく運転が容易なモビリティです。その中でも歩行者と同じ速度で免許不要なものをタウンモビリティとよぶこともあるようです。

〇 超小型モビリティ

超小型モビリティとは、国土交通省の定義では「自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の車両」となっています。特に「地域の手軽な移動の足としての機能を持つ」ということが特徴となっています。

具体的には、① 長さ、幅、高さが軽自動車の規格内の三・四輪自動車、②乗車定員2人以下のもの(2個の年少者用補助乗車装置を取り付けたものにあっては、3人以下)、③定格出力8kW以下(又は125cc以下)のものとなっています。特に電動でなければならないというわけではありませんので、「軽自動車と原付自動車のあいだ」といったとらえ方もされています。

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(国土交通省 超小型モビリティ認定制度の概要http://www.mlit.go.jp/common/001000858.pdf より)

〇 パーソナルモビリティ

古い資料ですが、九州経済産業局の「平成24年度「九州次世代自動車産業研究会報告書」には次のような記述があります。

パーソナルモビリティ(Personal Mobility)は先進技術を用いた立ち乗り電動二輪や町中での利用を想定した1~2人乗りの小型電動コンセプトカー等を包括する次世代自動車の概念

(平成24年度「九州次世代自動車産業研究会報告書http://www.kyushu.meti.go.jp/report/1304_jisedai_car/pdf/kadai03.pdf より)

歩行補助用具等+超小型 =パーソナルモビリティというとらえ方のようです。

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(交通政策協議会提言 スマートモビリティ社会の実現 https://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity001362/attached2.pdf より)

〇 モビリティロボット

モビリティロボットとは、「自律移動技術、姿勢制御技術等のロボット技術を適用することにより、安全性、利便性、環境適合性等を高め、人間が生活する空間において人間との親和性を保ちつつ人間の移動手段として利用しうる用具(ロボット特区実証実験推進協議会)」と定義されています。具体的には、Segwayや Winglet、i-REAL、ホンダ のU3-XやUNI-CUBなどがあります。「NEDOロボット白書2014」には次のように書かれています。

・・・これまでの自動車が「化石燃料」で走り、電気自動車が「電気」で走るのと比較すると、モビリティロボットは「情報」で走ると言っても過言ではない。

(NEDOロボット白書2014 http://www.nedo.go.jp/content/100567345.pdf より)

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