スマートベッド

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スマートベッド

人は人生の3分の1は寝ています。人生80年とすれば、およそ27年も眠り続けていることになるわけです。だとすれば、睡眠にももっと気を配って快適な睡眠を心掛けたいものです。
最近はIT技術を使って、個々に応じた快適な睡眠を提供するベッドや医療や介護と連携したベッドが出てくるようになりました。そこで、そんなスマートベッドを紹介します。

〇 スマートベッドシステム™(パナマうんとベッド)

医療機関用のベッドで、非接触センサーにより患者の生体情報やベッドの状態を一元管理し、リアルタイムで情報を測定・管理することができるというものです。身体に何も装着することなく ベッド上に寝ている状態のままで、脈拍数や呼吸数、睡眠・覚醒などの状態を連続測定・検知し、スタッフステーションや電子カルテなどに情報をつなげることができます。そして、」体情報の変化を自動的に分析し、異常のある場合にアラームで警告する機能もあります。また、ベッドの背上げ・膝上げ角度、ベッド全体の高さなどの状況をナースステーションなどの離れた場所で把握することもできます。
パナマうんとベッドの発表では、こうしたシステムによってベッド利用者の精神的・身体的負担を軽減し、さらに看護業務の軽減並びに正確性の向上につながるとしています。また、介護施設や在宅などにおいては、測定した生体情報を医療機関と共有することで、遠隔において容体の変化が把握できるなど、地域包括ケアシステムの構築に貢献しするとしています。このシステムは2016年春から受注が始まっています。

smartbed_001_R(http://www.paramount.co.jp/files/cms/news/201507/official2015071401.pdf より)

〇 Luna

Lunaはベッドではなくスマートマットレスカバーですが、ベッドの温度管理を学習してコントロールしたり、睡眠時間や心拍数や呼吸数などを記録したり、スマートホームシステムと連携して、睡眠に応じて消し忘れた部屋の電気を消したりエアコンの水地位を切ったり、起きる直前にコーヒーメーカーをセットしてくれるというものです。
カバーの生地には何百ものセンサーが織り込まれ、専用のスマートフォンアプリにその人の睡眠情報が記録されます。ベッドの温度の設定もアプリからできます。

smartbed_002_R(https://www.eightsleep.com/ より)

〇 Balluga

Ballugaは、硬さ調整や温度調整、イビキ防止機能、マッサージ機能、間接照明がついたベッドです。硬さは空気圧を調整する「Air Spring Cell」と呼ばれる球体のパーツが各部にかかっている力を計測して、力がかかっていない部分は圧力を増し、力がかかっている部分は圧力を低下させることで、身体全体を均等な強さで支えるとともに、頭部分だけとか腰の部分だけとか指定して硬さを調節することもできます。温度もマットレスの下から風を送るエアーコンディショナー機能「Climate Control System」が搭載されていて、左右で変えることができます。
さらにイビキの音波を検知してマクラの高さを変える機能もあります。また、体温、心拍数、室温を計測するセンサーが内蔵されており、利用者の睡眠状態をリアルタイムでモニタリングし、睡眠状態を学習してサスペンションの硬さや温度などを調整するということも可能です。さらには、ベッドから降りた時に自動でベッドの下の間接照明が点灯するという細かな配慮もされています。
Ballugaの設定スマートフォンのアプリから行います。

smartbed_003_R(https://www.balluga.com/ より)

〇 MOORING

ベッドのマットレスとシーツのあいだに敷いて使うベッドパッドです。温度センサが計測した体温や室温と各種情報から、快眠できる温度に調整するというものです。就寝時は肩付近と足を暖かくし、胴体を普通の温度にしたり、あるいは就寝時のリズムに合わせて右半分、左半分で違った温度に調節したりできます。
また、睡眠状態をトラッキングする機能が付いており、心拍数や呼吸数を計測して無線LANで「Apple Health kit」や「Google Fit」との連携もできるそうです。さらには、マットの温度を徐々に高め、ベッドパッドが震えて起床を促すという目覚まし機能もあります。
各種設定はスマホのアプリやコントローラでします。また、洗濯をしても大丈夫です。

smartbed_004_R(https://www.indiegogo.com/projects/mooring-reboots-your-sleep-cycle-technology#/ より)

〇 SleepIQ Kids

Sleep Number 社が開発した、子供向けのスマートベッドです。マット内に内蔵されたセンサーで圧力と子供の動き、それに呼吸と心拍数を測定し、翌朝に100点満点で睡眠IQが算出されます。
PCやスマホのアプリを使って睡眠をモニタリングし、ベッドの傾斜や照明も遠隔で操作できます。

smartbed_005_R(http://www.sleepnumber.com/sn/en/sleepiq-kids-beds より)

〇 Beddit

日々の睡眠を可視化するスリープモニターです。薄いセンサーをマットレスとシーツの間に敷きます。スマートフォン用のアプリを起動すれば、前日の睡眠状態が100点満点で表示され、グラフの線が緑色のゾーンに入れば、非常に良い睡眠だったということを視覚的にわかるようになっています。
個人に合わせてカスタマイズできる睡眠ガイドで夜間の睡眠改善を支援してくれます。
bedditスリープモニターで取得できる主な情報は、睡眠時間(就寝までの時間/目が覚めている時間とベッドを離れた時間/トータルの睡眠時間)、睡眠効率、安静時の心拍数、いびきと呼吸などです。
理解することができます。
製造はフィンランドのBeddit社です。日本では株式会社アクシバースが2015年から販売しています。

smartbed_006_R(http://www.beddit.com/ より)

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