IoT規格 Wi-SUN Profile for ECHONET Liteとは?

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Wi-SUN Profile for ECHONET Lite とは日本で特に推進されているスマートメータ用の国際標準通信規格です

「Wi-SUN Profile for ECHONET Lite」は、Wi-SUNアライアンス注4が策定した920MHz帯特定小電力無線向けの国際通信規格で、東電管内のスマートメーターと宅内の通信ルートに採用される予定です。(http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_02/pr_j1301.htm より) Wi-SUNとは、Wireless Smart Utility Networkの略で「ワイサン」と呼びます。元々は独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が主導で研究・開発と標準化の推進を行い、2012年1月にIEEE802.15.4g規格をベースに相互接続を有する無線通信規格の策定、普及を目的に業界団体「Wi-SUN Alliance」を設立、国内外の企業が加盟し標準化を行ってきた規格です。東京電力株式会社様では管内の2700万世帯に対して2020年までに整備予定のスマートメーターと宅内エネルギー管理システムの間(Bルート)の無線通信方式としてWi-SUN規格を採用することを2013年9月に発表されました。 (http://www.co-nss.co.jp/products/middleware/ew-wsn.html より) ew_wsn001

※ ECHONET Liteとは、ECHONETコンソーシアムにより策定されたHEMS用標準通信プロトコルのことです。スマートメータや家庭内機器とHEMSコントローラをつなぐ日本国内での標準プロトコルとして推奨されています。

評価キットも出ています

ROHM製 BP35A1

ROHM社が2014年4月から販売しているBP35A1という製品とその評価用のキットを用いることでWi-SUNに対応した機器を作ることができます。モジュールにはHEMSに適したファームウェアが搭載されており、簡単に使い始めることができるようです。モジュール単体価格7500円でzaikostore.comで販売しています。

bp35a1_002 bp35a1_001 (http://www.rohm.co.jp/web/japan/news-detail?news-title=2014-04-04_news&defaultGroupId=false より)

日新システムズ製 EW-WSN

下図の赤塗りの部分をカバーするソフトウェア製品です。 ew_wsn002

(http://www.co-nss.co.jp/products/middleware/ew-wsn.html より)

フリースケール、セムテック、日新システムズ、丸文の開発したWi-SUN Profile for ECHONET Lite対応システム・ソリューション

2015年3月に評価キットを出荷する予定となっています。

本ソリューションは、フリースケールのKinetis(キネティス)マイクロコントローラ、Kinetisを使用した丸文のセンサ・フュージョン・ボード、セムテックの無線トランシーバ、および日新システムズのEW-WSNソフトウェア・スタックによって構成されており、「Wi-SUN Profile for ECHONET Lite」に対応しています。(http://www.marubun.co.jp/info/8ids6e000000twhg.html より)

スマートメータと連携するサードパーティアプリが今後出てくるのでしょう

上位層プロトコルECHONET Liteと下位層通信プロトコルWi―SUN HAN

1月30日、情報通信研究機構(NICT)は、HAN(Home Area Network)用Wi-SUNプロファイルの無線機の実装に成功しました。 HEMSは、HEMSコントローラ、スマートメータ、家電などで構成されていますが、それぞれの機器の上位層通信プロトコルとしてECHONET Liteが策定されていましたが、下位層通信プロトコルについては、IEEE 802.15.4gの920MHz帯無線を用いるWi-SUNプロファイルの策定を進めてきたところです。 今回開発された無線機では、1対1通信のBルートに対し、単一HEMSコントローラに対する複数家電の接続やHEMSコントローラと家電間での中継を介する接続が特徴となっています。Wi―SUN HANについてはこちらのページをご覧ください。

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独立行政法人 情報通信研究機構プレスリリース http://www.nict.go.jp/press/2015/01/30-1.html より)

⇒ HEMSについてはこちらへ

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