エッジコンピューティング

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エッジコンピューティングとは

ユーザーの近くにエッジサーバを分散させ、距離を短縮することで通信遅延を短縮知る技術です。スマートフォンなどの端末側で行っていた処理をエッジサーバに分散させることで、高速なアプリケーション処理が可能になり、さらにアルタイムなサービスや、サーバとの通信頻度・量が多いビッグデータ処理などにこれまで以上の効果が期待できます。

NTTのエッジコンピューティング構想

大規模なデータセンタを用いたクラウドコンピューティング環境では、ユーザからデータセンタまでの距離が遠く、光の速度に起因して発生する通信の遅延を縮められないため、高いリアルタイム性が求められるアプリケーション、M2Mのようなビッグデータを扱うアプリケーションでは、情報をデータセンタに集約処理するためのネットワーク帯域の増大が課題となります。エッジコンピューティングは、集約的にサーバーを配置するクラウドに比べて通信遅延が最大100分の1と短くなり、端末負荷を軽減できるほか、センサー情報など膨大なビッグデータ処理に向くといいます。 下図はNTTの「エッジコンピューティング構想」を表したものです。ネットワーク上の端末のすぐ近くに「エッジサーバー」と呼ぶノードを多数配備する点がクラウドコンピューティングと異なるところです。

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エッジコンピューティング構想の特長

<1>ユーザと物理的に近い場所にあるエッジサーバ上でアプリケーションを実行することにより、遅延要求の厳しいリアルタイム・アプリケーションを実現します。 <2>地域性の高いM2M、ビッグデータの一次処理を、エッジサーバで行うことで計算を効率化し、情報をデータセンタに集約するためのネットワーク帯域を削減します。 <3>端末における負荷の高い処理をエッジサーバで分散処理することで、端末の性能によらない、高速なアプリケーション処理が可能になります。 edge_002_R (NTT ニュースリリース http://www.ntt.co.jp/news2014/1401/140123a.html より)

フォグコンピューティングとは

エッジコンピューティングとよく似たものに「フォグコンピューティング」があります。 これは、シスコシステムズがモノのインターネット(iot)に対応するために提唱しているネットワーク環境のコンセプトです。クラウド(雲)よりもデバイスに近いためフォグと名付けられています。

クラウドとデバイスの間にフォグ(霧)と呼ぶ分散処理環境を置き、大量のデータを事前にさばくことでクラウドへの一極集中を防ぎます。端末により近いネットワークのエッジでアプリケーションを実行するため、エンドユーザーの状況や端末の環境変化に素早く対応できるようになります。

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(シスコ日本語版ニュースリリースhttp://www.cisco.com/web/JP/news/pr/2012/035.html より)

 

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