GE社のIoT関連動向

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「Industrial Internet」を掲げ、事業の変革と拡大を続けるGE

ゼネラル・エレクトリック社は「インダストリアル・インターネット(=産業用機器とITの融合)」を提唱し、かなり大きな動きを見せています。 現場に近ければ近いほど、「人間の判断や行動が、機器や製品に大きく影響を与える」という実感が大きくありますが、果たしてITと産業用機器はどのように融合していくのでしょうか。

IT化の進みやすい産業、進みにくい産業

GE_IIフロー (http://www.ge.com/jp/docs/1389000498785_Japan_IndustrialInternetatWork_0106s.pdf より)

GE社は、上図のようなデータ活用を提唱しています。 従来、幅広くの産業にてDCS(Distributed Control System:分散制御システム)と計器や機器はループを形成し、ローカルなネットワークを形成しており、それらは独自の通信規格を多用し、完全に外とは切り離されたものとして運用されていました。そして時代の変化とともに、それらをゲートウェイからPCに接続し、各計器のデータを扱い、活用することを目的としたシステムが設計されることも多くなりました。 しかし既存設備の置き換えに工数がかかってしまう業界では、会社や事業所、部署単位でさえ、それらの活用の仕方と進捗には大きなばらつきがあるのが現状といえます。 対して新規設備の建築や、既存設備の置き換えがスムーズな業界では、IT化はかなり進んでいくと予想されます。

オープンでグローバルであること

GE_ISP (http://www.ge.com/jp/company/industrial_internet/ より) GE社のインダストリアル・インターネット特別ページにはこのように書かれています。 どの企業も、自分たちの命とも言える計測データは外に持ち出したくないもの。しかし、Industrial Internetにはビッグデータが不可欠です。 この辺りのデータの取り扱い方が大きな山場であり、大きな転換期になりそうです。

インダストリアル・インターネットの実現にはリーダーが必要

key-to-success どちらにせよ、まずは大きな一歩、「成功体験」が必要であると考えられます。 そのために活動し、実際に躍進しているのがGE社であり、Industrial Internetであると言えるでしょう。 活動の幅は大きく、設備からサービス、ハードからソフトへと、GE社自体が大きく変革を遂げています。 そして、IntelやCisco Systems、Softbank、Verizonなど、IT・通信各社との提携を発表しており、Wurldtech(産業機器用セキュリティ企業)を買収しました。 さらに、2014年3月にはIoTの普及推進団体「Industrial Internet Consortium(IIC)」を設立しています。 構想上では、まだまだ発展途上であるGE社のIndustrial Internetですが、これからの展望に期待が寄せられそうです。

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