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「iOS」と繋がるAppleのIoT
アップル社では、iPhoneやiPadといったiOSデバイスと、健康やスマートホームといった様々なジャンルのデバイスとの接続を推奨しています。独自規格を次々と発表、そのためのフレームワークも提供しており、「生活の中心にiOSがある」という位置付けを狙っています。
デバイスやアプリ開発を快適にすることで、Apple製品の普及を
(https://developer.apple.com/homekit/、https://developer.apple.com/healthkit/ より) アップル社は、健康データ管理のフレームワーク「HealthKit」や、家電向けフレームワーク「HomeKit」などを提供しています。さらに、従来のiOS側のアプリ開発には「Objective-C」というプログラミング言語を使用していましたが、より可読性が高く柔軟な「Swift」という言語も使用可能になりました。 MacとiPhoneの連携も強化されており、MacOSX Yosemite、iOS8.0以降では、Bluetoothによる複数デバイスの連携を行う「Handoff」が使用可能になります。
一般家庭だけでなく、法人向けソリューションも
(https://www.apple.com/jp/iphone/business/ より) 一般家庭向けの事業が多い印象ですが、「Apple Business VAR」という法人向けサービスも展開しています。ビジネスツールとしてiPadを使用しているユーザも増えてきました。勤怠管理やスケジュール管理はもちろん、ビルや工場の設備状況把握などにもポータブルデバイスが使用されていっており、今後より一層IoTとして盛りあがる分野かも知れません。
「AppleWatch」は新たなライフハックデバイスとなり得るか
(https://www.apple.com/jp/watch/ より) IoTの中心、端末どちらにもなり得るであろうウェアラブルデバイス、「スマートウォッチ」。アップル社は、WWDC2014で「AppleWatch」を発表しました。 2015年に発売されるこのデバイスは、「WatchKit」がApple Developerで提供されており、既にアプリ開発は始まっているようです。 スマートウォッチ事業は、Swatchやソニーモバイル、Lenovo、ALCATEL ONETOUCH、Withings等、多くのメーカが参入を発表しており、今後盛りあがってくる業界のひとつと言えそうです。