見守り電球

mimamori_009_r

IoTを活用した見守りサービス

IoTを活用した様々な「高齢者見守りサービス」が提案されています。そうした高齢者見守りサービスを大きく「日常生活型」「緊急対応型」「動作確認型」に分類できるようです。
例えば、高齢者に自動応答で電話をかけて、現在の状況をボタンで選んでもらい、その結果を家族にメールで知らせるというサービスは「日常生活型」に分類できます。
高齢者に緊急ペンダントを身に着けてもらい、緊急時に緊急ペンダントを握ることで、警備員が駆け付け応急手当や救急車の手配をするというサービスは「緊急対応型」に分類されます。体温を感じるセンサーを玄関やトイレに取り付け、一定時間その場所を通りすぎない場合に警備員が駆け付けるといったサービスも「緊急対応型」のサービスと言えます。
モノを直接インターネットにつなげ、いわゆるIoT技術を活用し、いつもと違うモノの動作から異常を検知し、家族や介護者に知らせるというサービスは「動作確認型」に分類されます。例えば、魔法瓶のポットに電源を入れる、給湯する、電源を切るといった動作を確認し、メールで家族に連絡するというサービスや、ガスの利用状況で高齢者の生活を見守り、家族にメールで連絡するというサービスなどがそうです。

見守り電球の例

この「動作確認型」の一つに、センサーやカメラなど特別な機器を室内に設置するのではなく、IoT対応電球で安否の確認をするというたちょっと変わった見守りサービスがあります。

Miima

ミーマはIoT電球を活用した孤独死対策、高齢者の見守りサービスで、LED電球からの点灯状況をWifi及び3G通信などを通じてサーバにて24時間監視し、一定期間の点灯がない、あるいは長時間点灯しているといった状況から高齢者などの見守り先の異変を把握するというものです。把握したデータは状況に併せて家族や事業者にメールで通知されるそうです。
電球ソケットに設置するだけで特別な工事は必要なく、電球内にWifiモジュールが入っており中継器なども必要ありません。また、 複数の見守り先を一括管理します。電球及び管理画面の設定はPC、スマートフォン、タブレットなどで行います。電球は好きな色に変更する事が可能とのことです。電球はペイイースト株式会社が販売しています。

mimamori_001_r(https://miima.link/ より)

つながるライト

ボクシーズは、2015年からタグキャストが開発したLED電球「LEDBeacon」とスマートフォン、アプリを利用した見守りサービスを「つながるライト」として提供しています。2016年8月からこの「つながるライト」と、ビッグローブが法人向け評価用として販売している IoT デバイス「BL-01」を連携させた見守りサービスの実証実験をユニバーサルスペース協力のと開始しました。

実証実験では、IoT 電球の点灯データを一括で管理しクラウド上に送信する IoT デバイスとして、BIGLOBE の「BL-01」を採用します。「BL-01」は、IoT 電球の点灯・消灯状況を受信するセンサーを搭載し、インターネットへの接続機能をもつAndroid端末です。設定は点灯させた IoT 電球に「BL-01」を近づけるだけで完了します。
ユニバーサルスペースは、過去にリフォーム実施済みの独居高齢者宅を対象に、つながるライト実証実験を開始予定としています。

mimamori_003_r(http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2016/08/160825-a より)

iBULB SCOPE

電球ソケットに挿すだけで使える、Wi-Fi接続専用の電球型ライブカメラです。専用アプリをインストールし、スマートフォンやタブレットで、外出先からリアルタイムに映像を確認できます。赤外線ライトを搭載し、暗くなっても撮影可能でえす。動くものを感知したら動画撮影を開始、32GBのmicroSDカードを使用すれば、最長約12日間の録画ができます。1台のカメラを最大6台で同時視聴可能で、さらに1台のスマホで最大10台のカメラを登録できます。

mimamori_004_r(http://spec-computer.co.jp/ibulbscope/ より)

マルチファンクションライト

テレビやエアコンの操作、インターフォン機能、人感センサーによる防犯・見守り機能を有するLEDシーリングライトとマルチファンクションユニットを組み合わせたライトです。
テレビやエアコンなどをスマートフォン経由で操作したり、複数台設置して、搭載されたマイクとスピーカーで別室にいる人と音声でのやりとりを行ったり、人感センサーで部屋への出入りでテレビや照明を自動でオン・オフにしたり、音楽再生用のスピーカーとして使用したりと非常に多機能なライトです。
安全確認の面からは、人感センサーで部屋の中の人の動きを感知してスマートフォンでメール通知することができるため、不在時の防犯ツール、高齢者や子供の見守りといった活用もできます。

mimamori_005_r(http://www.sony.co.jp/Products/multifunctional-light/ より)

TeNKYU

TeNKYUはアプリをインストールしていろいろな機能を持たせることのできるアプリインストール型スマート電球です。フルカラーLED・人感センサーを搭載し、Bluetooth接続・Wifi接続が可能で、また、インターネット上の情報を色で表現したり、人感センサの情報をスマートフォンに通知したりすることもできます。アプリは天気予報アプリが最初にリリースされるようですが、そのあと防犯・見守りアプリが予定されています。

mimamori_006_r

(http://tenkyu.net/ より)

レーダーライト

ユニオンツールとCQ-Sネット、パナソニック システムLSI事業部などによるレーダー素子を内蔵するLED照明を使った見守りシステムです。天井に取り付けたミリ波(24GHz)帯のレーダー素子と無線LANチップを内蔵した照明を天井に取り付け、見守り対象者の距離をレーダーで測り、測定結果を無線LAN経由でサーバーに送信します。転倒などによる距離の変化から体調の異常を検知し、介護従事者や家族に連絡するというものです。呼吸や睡眠の状態のモニタリングもします。
高さ約3mの天井に取り付けた場合、8畳ほどの室内をカバーでき、その範囲内にいる複数人の検出も可能とのことです。

mimamori_007_r(http://www.kanagawa-iri.jp/wp-content/uploads/2015/08/5c1d89c40ea1b6e4064bb2e45ab645f74.pdf より)

Anyware Smart Adaptor

電球ソケットにねじ込むだけで電球をスマート化するアダプタです。無線LAN(Wi-Fi)でスマートフォンと通信し、アプリから明るさ調整などができます。温度センサ、湿度センサ、音センサ、光センサを備え、これらを組み合わせてさまざまな機能を提供します。留守宅で照明がつけられたり物音がしたりしないかの監視なども可能とのことですので、高齢者の見守りに活用できそうです。

mimamori_008_r(http://www.geeky-gadgets.com/anyware-smartphone-controlled-socket-adaptor-31-03-2016/ より)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です